【なぜ継続が大事?】ピアノが上手くなる大事なこと3つ
ピアノの練習の重要性
ピアノの練習は、基礎技術を身につけること。また、ウォームアップの練習をすることで手や指の筋力を鍛えることができます。
練習は継続的に行うことが大切であり、目標設定をすることでモチベーションを高めることができます。
ピアノの練習は時間を管理し、練習スケジュールを作りましょう。練習時間を確保し、効果的な練習を行うことがベストです。
練習の目標設定
練習を効果的に進めるためには、具体的な目標を設定すること。
目標を明確にすることで、練習の方向性が定まり、モチベーションも高まります。
ピアノの練習では、技術の向上や特定の曲の演奏を目標にすることが一般的。目標を達成するためには、週ごとの小さな目標を立てると良いでしょう。
また、目標を達成した後は、新たな目標を設定することで、継続的な成長を促すことができます。
練習時間の管理
毎日一定の時間を確保し、練習に集中することが重要です。
練習時間を効果的に使う3要素- ウォームアップの練習・・・指の柔軟性を高めるためにストレッチや指の運動
- 基礎技術の練習・・・音符の読み方や指の動かし方など
- 楽曲の練習・・・自分の好きな曲を選んで練習することでモチベーションを保つ
上記の3つのカテゴリに分けることがおすすめです。
練習時間を守りながら、効果的に練習を進めていきましょう。
初心者向けのピアノの練習スケジュール
【練習スケジュール①】ウォームアップの練習
ウォームアップの練習は、手の指をほぐすために、指のストレッチや指の運動を行いましょう。
また、リズムの練習や音階の練習もウォームアップに含まれるので、事前準備の運動をしっかり行い、ピアノ演奏の練習効果を高められます。
5〜10分でもOK。短い時間で行うことができるため、練習ルーティーンの1つに入れていきましょう。
【練習スケジュール②】基礎技術の練習
基礎技術には、指の運動性や力のコントロール、音の正確な出し方などがあります。
基礎技術の練習には、下記のような項目あり
項目 | 内容 |
---|---|
指のストレッチ | 指を柔軟にするためのストレッチ運動 |
音階の練習 | 音階を正確に弾くための練習(ハノン参照)各キーごとに繰り返し練習する |
和音の練習 | 和音を正確に弾くための練習です。指の力のコントロールが必要 |
基礎技術の練習は毎日行うことで、指の動きや音の正確さを向上させることができます。
【練習スケジュール③】楽曲の練習
楽曲の練習を通じて、基礎技術を応用することができます。
得意な曲、苦手な曲、好きな曲などありますが、どれも基礎の応用となります。苦手な曲ばかり逃げていたら、ピアノスキルが偏ってしまいます。
色んなテクニック曲を勉強し、まんべんなく弾いていきましょう。
ちなみに私は、モーツァルトのようなスタッカートの多い曲は大の苦手。途中でリズムが狂うと言うか、手がよく止まっていました・・・。逃げていたら二度と弾けなくなります。
【練習スケジュール④】楽譜の読み方
楽譜には音符やリズムが記載されています。正確に正しく読み取りしないといけません。
- まず、指の動きや手を正しい位置に置く
- 楽譜を見ながら、リズムやタイミングを理解する
- 初見演奏しながら、曲のイメージをつかむ
正確なリズムをとるには、メトロノームを使うことが大切です。
一度弾いた曲を録音して聴いてみてください。途中で「あれ?」と思うところが必ず出てきます。リズムが途中で狂っているなと思ったら、メトロノームを使って調整しましょう。
もし、解決が難しければ、先生にアドバイスを頂けるとすぐに解決しますよ。
【ピアノを続けるコツ】練習のポイント3つ
ピアノを弾く正しい姿勢と手の位置
正しい姿勢は、背筋を伸ばし、肩をリラックスさせることで、身体のバランスを保つことができます。
手の位置は鍵盤の上で自然に曲げること。指の関節を柔らかく保ちながら、指先で鍵盤を押すようにしましょう。
私は先生に「ピアノを弾くときは、卵が手のひらに収まるような形で弾くこと」と教えられました。ジャーンとただ弾くだけでなく、そっと優しく鍵盤に手を置いて、弾くって感じですかね。
リズムとタイミングの練習
正確なリズムとタイミングを身につけることで、音楽の表現力が向上し、楽曲をより魅力的に演奏することができます。
リズムとタイミングの練習には、メトロノームを使用することが有効。まずはゆっくりとしたテンポで練習し、徐々に速いテンポに挑戦していくと良いでしょう。
よくリズムがわからないと仰る人もいますが、ここは慣れです。色んなカテゴリーの音楽を聴き、メトロノームでリズム感覚を調節しながら、少しずつ感覚を覚えていきましょう。
ピアノを弾くことも大事ですが、耳で聴いてリズムに慣れることも大切です。
表現力の練習
音楽表現の練習は、感情表現や音色の変化など、音楽を通じて伝えたいメッセージを表現するための練習です。
音楽で表現力を使うポイント
- ダイナミクス:音の強弱を使って、音楽に深みと響きを与える
- ファジング:音のつなぎ目を滑らかにすることで、曲の流れをより自然に演奏
- アーティキュレーション:音符の長さや音の切れ目を明確にして、リズムや表現力を高める
音楽表現の練習を通じて、自分なりの音楽の世界を表現していきましょう。
【まとめ】ピアノは一日にしてならず
【今日もできたら明日もできる】継続的な練習を続ける
ピアノの練習は、長い間の努力なしでは弾けません。
継続することで、指の動きや音楽の感覚が自然と身につき、練習の成果がやっと花開きます。
最初は地道かも知れませんが、徐々に弾けるようになったら「あ〜成長しているなぁ」と実感してきます。練習を楽しむことも忘れずに、自分の進歩を素直に喜びましょう。
比べるのは過去の自分
他人と比較するなら、過去の自分と比較しましょう。
世の中、あなたよりピアノが上手な人はたくさんいます。そんな人たちと比較していると、ピアノが嫌になってきますよ。
ピアノを始めたての頃を思い出してください。まだ片手しか弾けなかった頃から、今はどうですか?両手で弾けるように上達してるんじゃないでしょうか?
私も先にピアノを始めた友達がいて、かなり比較していました。しかし、その友達は途中でピアノをやめ、そこから私のピアノスキルはどんどん上がっていきました。他人と比較しても、無意味ですよ。
達成できたら、また新たな目標を掲げる。目標を更新することで、ピアノがどんどん右肩上がりでレベルアップしていきます。
ピアノは続けてこそ、色んな曲との出会いがあります。あと演奏できることの成長、自信にもつながり、人生最大の趣味につながる素敵な楽器です。
ハードルがあっても、必ず乗り越えられます。是非、細く長く続けられるようコツコツ弾いていきましょう(`・ω・´)ゞ