ピアノ練習は、子供にとって楽しく演奏できることが理想です。
ですが、毎回モチベーションを高く練習できることは難しい話。壁にぶち当たったり、上手くいかなかったりなど「もぉなんでできないの?(怒)」とストレスを抱えることもあります。
今回はそしてイライラを避けるため、子供がピアノ練習を継続的に楽しむためにはどうしたらいいか?イライラを避ける方法を中心に、解説していきます。
【イライラさせない】子供がピアノ練習を楽しむためのコツ3つ
親御さんのサポート重要性
お母さん、またはお父さん、ピアノに参加していますか?
お子さんのモチベーションを高めるためには、親が積極的に参加して、練習を楽しいものに変えることも大事です。ピアノ練習間に、家事、買い物、スマホタイム・・・ではありませんよ。
ずっとつきっきりとは言いませんが「ちょっと練習曲、聴かせてよ〜♪」と聴いてあげたり、お子さんが「ちょっと聴いて、聴いて!」と言ってきたらそこは聴いてあげましょう。
一番やっちゃいけないのは、怒ること。「なんで弾けないの?」と言うともう練習しなくなります。
積極的に参加してもガツガツいかず、寄り添うこと。これが理想です。
【ピアノだけに集中】練習場所の整備
何事も環境で成長速度が左右されます。ピアノの上にぬいぐるみやお菓子、漫画など、余計なものを置かず、シンプルな環境を整えましょう。
十分な照明で楽譜が見やすく、ちゃんとピアノがメンテナンスされていることが理想。あとは、お子さんがリラックスして練習できるように、椅子の高さも大事になります。
【長時間弾いても意味ない】練習時間の設定
子供にとって長時間の練習は逆効果になることがあります。
大人になれば2〜3時間弾いても苦ではないけど、子供はまだ集中力が足りないから、無理は禁物だよ。
- 1日30分練習する
- 15分の練習を2回行う
- お子さんがやめなかったら、そのまま続ける
いつもの練習時間を超えて続けていたら、集中しているか、ここまで弾きたい!の思いが強い証拠。そこは尊重してあげましょう。
親御さんはガツガツ関わらず、さりげなくフォロー(*ˊ꒳ˋd)お子さんが自然とピアノに触れたくなるような環境を作ってあげましょう。
【ピアノの練習が大好き】子供のモチベーションを高めるコツ
【この曲が弾きたい!】目標設定をクリアする喜び
お子さんが自分自身で設定した目標に向かって努力することは、モチベーションを維持する最高の状態です。
どうしてもYOASOBIの「舞台に立って」が弾きたい!だからママも手伝って!!お願い!!!
ママの手伝うことが限られますが、お子さんの意欲が最高潮なところは良いですね。ピアノのスキルアップに大きくつながります。
目標は簡単でOK!スモールステップを設定し、一つ一つの小さな成功を積み重ねることが、お子さんの自信とやる気を引き出します。
【クリアすることの喜び】達成感を感じさせる方法
お子さんが小さな成功を重ねることができれば、達成感を感じやすくなります。
- 「ここまで弾く!」の短いパート部分の目標を立てる
- 難しい部分は何日かかっても、時間がかかってもいいので、できるまで練習する
- 最後まで弾けたら、プリンをプレゼント。笑
小さい頃から達成感を与えると、すぐに放り出さず、諦めない力がついてきます。
【怒っても変わらない】イライラを避ける親の心構え
感情のコントロールをする
「どうして弾けないの??」とお子さんのピアノが、思い通りにならないことを理解する必要があります。
お子さんは一生懸命ピアノを弾いています。もちろん、上手くいかないときもあります。頭を使ってどうやったら弾けるか、もがいている最中なのです。
間違えたときは、怒るのではなく、どうすれば正しく弾けるか?どうしてもできなかったら「また明日練習しよっか♪」と明日に回してください。
【ピアノ練習が頑張っている】子供への適切な声かけ
ピアノ練習中、上手く弾けない困難に対して、励ましの言葉をかけることが効果的です。
- 「次はもっと上手くできるよ」
- 「あともう少しだね。絶対できるよ」
- 「最後まで弾けたじゃん!よく頑張ったね!」
ポジティブワードをかけてあげましょう。練習の終わりには成果を認め、褒めることで子供の自信を育てます。
【親にもケアが必要】ストレス発散して気持ちを安定させよう
親御さん自身も育児、仕事など、ストレスが溜まることはあるはず。なので、定期的にストレス発散する時間を作りましょう。
- 定期的に自分の時間を設ける
- 瞑想や運動でストレス発散
- 少し贅沢して好きなものを食べる
間違っても、お子さんに八つ当たりだけはやめてくださいね。笑
八つ当たりされたお子さんは、それが原因でピアノが嫌になるかも知れません。
親御さんもお子さんも双方、メンタル安定が大事。練習が下手くそでもそこでカチンとならず、他のことでストレス発散しましょう。
ピアノ練習における失敗からの学び
失敗を恐れない姿勢
松下幸之助が言った言葉「失敗は成功のもと」と言う言葉があります。
ピアノ練習においても、失敗は成長の糧です。お子さんが間違えた部分は、まだ完全に理解していない証拠。何回もチャレンジして、最後は成功=技術が向上します。
ピアノは失敗を恐れても、何も失いません。途中で止まっても弾き直せばいいのです。100回失敗しても101回目は絶対成功するのが、努力の証です。
【クリアできる救世主】ピアノアイテムが苦手克服
どうしても同じところで失敗、何かリズムがおかしいなど、克服をする手段は、ピアノアイテムを使うことです。
- メトロノーム
- ピアノの先生
- YouTubeなどで課題曲を何回も聴く
指の動きが不自然な場合は、その指の動かし方を変えてみる。リズムが不安定な場合はメトロノームを使用するなど、対策法はあります。
どうしてもわからなかったら、ピアノの先生に聞くこと。頭ではわかっていても手が動かない、またはリズムがわからない。聴いてもわからない。こんな時は先生に頼るのが1番です。
メトロノームは最低限必要なアイテム。リズムがわからなかったら、音楽は学べませんよ。
【子供から経験すべきこと】継続的な挑戦の大切さを学ぶ
ピアノ練習は、一度の失敗に落ち込むことなく、何回も何回も何回も挑戦を続けることが大切です。
挑戦しないと達成感もありません。何もしないとピアノも上手くなりません。困難があっても諦めない姿勢、挑戦する姿勢は、大人になったときに絶対役立ちます。
失敗を繰り返すことで、徐々に上達していくのがピアノの醍醐味。「継続は力なり」と心に留め、毎日コツコツと練習を積み重ねること。
そのためにも、親御さんはお子さんのピアノに積極的!・・・いや程々で大丈夫。何かあったらサポート、またはそっと寄り添って応援してあげてください。
お子さんが音楽の世界で学び、自信を持って演奏できるように、日々の練習を通じてサポートし続けましょう。
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