「社会人になってから趣味でピアノを習いたい!」や「昔やってたピアノをまた始めたい!」という方、ピアノは年齢を問わずに始められる素晴らしい趣味です!
しかし、独学でピアノを学ぶ道はやや険しく、専門用語が多く、ただ弾けば上手くなることはありません。
今回は、大人初心者がピアノを独学で学ぶための方法を紹介。はっきり言います。上達に魔法はありません。継続と努力。これだけです。
キーポイント独学でピアノを始める前に知っておきたい基本
独学のための心構え
まず、独学でピアノを習うことは可能です。しかし自主的に計画し、練習する心構えがないと、上達は難しいでしょう。
自分のペースで進める一方、独学は自己責任と自己管理が重要。目標設定から練習計画、実行まで全て自分自身で行う必要があります。
- 自分自身をコントロールできること
- 目標設定の実現
- 練習計画の徹底
上記のポイントを心掛けることで、独学のピアノ学習をより効果的に進めることができます。
毎日の練習計画の立て方
ピアノ独学において、毎日の練習計画を立てることは非常に重要です。課題曲、時間、練習内容をちゃんと決めないと、ダラダラ練習になってしまいます。
- 目標を明確に設定する:課題曲を決め、何を達成したいのか明確にする
- 練習時間を決める:毎日どれくらいの時間を練習に割くのか決める
- 練習内容を分割する:技術練習、曲の練習など、分割して練習していく
経験者の話になってしまいますが、難易度の高い曲は基礎から練習しないと全く弾けません。もちろん、毎日練習するスタイルでないと忘れてしまうので、意欲も大事です。
自分の生活リズムや仕事などのスケジュールを考慮し、無理のない範囲で計画を立てていきましょう。練習は毎日少しずつでも良いので、継続することが大切です。
練習曲の選び方と進め方
練習曲を選ぶ基準は、自分の技術レベルに合った曲を選ぶこと。初心者の方は、簡単な曲から始めて徐々に難易度を上げていくことをおすすめします。
練習曲の進め方については、以下のステップを参考にしてください。
- 曲全体を通して聴き、構造を理解する
- 小節ごと、またはフレーズごとに分けて練習する
- 難しい部分は繰り返しゆっくり練習。徐々にテンポを上げていく
- 曲全体を通して弾けるようになったら、表現力を加えてみる
まずは手を動かす→ゆっくり弾く→繰り返し弾く→分けて弾く。この繰り返しです。手を動かさず、頭の中で考え込んでもピアノは上手くなりませんよ。
ただここは、楽譜も読めず、楽器を触ったことの無い方にとってはちょっと難易度高めかも知れません。そんな時は、ピアノの基礎だけDVDで学で、練習を進めていく方法もあります。
焦らず一つ一つのステップをこなしていきましょう。
長時間練習のコツと休憩の重要性
「長時間練習すれば、上手くいく!」なんてことはありません。手が疲れてケガをしてしまいます。
疲労を最小限に抑えて、手と頭を休める休憩が必要です。
- (例)45分練習した後は、最低でも10分の休憩をとる
- 休憩中、ピアノから離れて身体を動かすことで、リフレッシュできる
- 短い休憩を頻繁に取ることが、長時間練習の効率を上げる
経験者になれば、時間を忘れて2時間くらいぶっ通しで弾いていましたが、最後はもうボロボロ(笑)ミスタッチばかりしてスッキリしないまま練習を終わらせていました。
長時間座っていると血流が悪くなりがちです。休憩中には軽いストレッチや歩行を行い、健康のためにも血流を良くしときましょう。
【独学者向け】ピアノ学習に必要なアイテム2選
おすすめのピアノ学習2選
「レベルに合った楽譜が見つからない」・「練習してるけど、全く弾けない」・「もう心が折れそう・・・」そんな時は、独学で学べるピアノ学習アイテムを使いましょう。
独学の助けとなるピアノ学習2選先ほども紹介しましたが、ピアノの楽器を初めて触れる方はここから始めても良いと思います。
楽譜も本屋に行くのがめんどくさい。1曲だけでいいと言う方は、「ヤマハ「ぷりんと楽譜」
」があります。最新曲から有名な曲まで「これなら弾けそう♪」と難易度が分かれた楽譜がたくさんあります。
次に紹介しますが、YouTubeで学ぶことも可能です。
YouTubeチャンネルで学ぶ
YouTubeは、多くのプロのピアニストや音楽教師が、基本的な演奏技術から音楽理論、曲の解説まで、幅広い内容を提供しています。初心者にとって、視覚的に学べる点が大きなメリットです。
- 入門編
- 基礎練習
- コード
- テクニック
- 音楽理論
上記のカテゴリーに分けられた動画を見ることで、レベルや興味に合わせて学習を進めることができます。
YouTubeチャンネルを選ぶ際は、チャンネル登録者数や視聴者のフィードバックを参考。質の高い教材を見分ける一つの方法です。
私だったら、CANACANAさんですかね。難しいクラシック曲をサラッと弾きこなしているところは、すごく勉強になります。
定期的に新しい動画がアップロードされていると、こちらも新しい情報を参考に勉強できます。お気に入りのチャンネルを見つけ、継続的に学習を進めましょう。
【ピアノ上達のショートカットはない】ピアノ独学は継続と努力が大事
ピアノを独学で上手くなる方法【継続と努力】
上手くなる方法に魔法はありません。継続と努力です。
最初の数週間や数ヶ月は、演奏技術や「この記号何?」と学んで慣れるのに時間がかかるかもしれません。しかし、諦めずに乗り越えること。ここが大事です。
ピアノってすぐ弾けるような楽器じゃないんですよね。「上手く弾けないや」と凹むことはよくある話。これはベテランになっても一緒ですよ。
早くマスターしたいのに時間がかかったり、進捗が進まなかったりと、途中でイライラするかも知れません。しかし、大丈夫。あなたは確実に成長しています。
独学でピアノを学ぶには、継続と努力が絶対条件。すぐに結果を出すことにこだわらず、ゆっくり上手くなっていきましょう。
【つまずいたら】独学から音楽教室への検討
継続と努力は独学以外でも必要ですが、つまずいた場合、音楽教室を検討する必要があります。
音楽教室を検討する最大の理由は、専門的な指導を受けることで技術の向上が期待できる点です。
- 専門的な指導を受けられる
- 間違ったピアノスキルを立て直せる
- 発表会の舞台を用意している
どうしても弾けない、本や動画を観てもわからない。そんな時はピアノ教室で解決できます。
1つの教室に多くのピアノ先生がいるので、色んな先生の指導を受けたら、正しい弾き方を1から丁寧に理解できます。やはりここはプロに聞いた方が早いですよ。
【これから始めるあなたへ】諦めない。努力は裏切らない
ピアノを独学で学ぶ旅は、大人になってからの新しい挑戦として、多くの発見と楽しさがあります。
しかし、そう簡単じゃないのがピアノ。「もぉつまんないっ!」・「全然弾けないじゃん!」と壁にぶち当たることがあるでしょう。
初心者として最も大切なのは、自分自身を信じ、諦めない心を持つことです。
- 目標設定:課題曲を1つ1つこなし、達成に向けて練習する
- 練習計画:毎日または週に数回の練習を計画し、継続的に取り組む
- リソース活用:オンラインの教材やDVDなどを活用して、学習をサポートする
ピアノは年齢を問わず、誰でも楽しむことができる素晴らしい楽器です。
披露する機会があれば、それに向けて特訓。それが終わったら趣味として続けていくことも可能。音楽の世界に没頭することは、退屈な生活を変えてくれる素敵な世界ですよ。
最後に、始めるのに遅すぎるということはありません。スタートはいつでも大丈夫。今日からでもピアノの練習を始め、音楽の旅を楽しんでください。\(○^ω^○)/
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