ピアノを頑張っているお子さん前で「ちゃんと弾いているの?」・「ちゃんと弾きなさい!」とギャーギャー言っていませんか?
- 子供がピアノ練習するとき、親はつきっきりの方が良い?
- 練習に、親は口出ししても良いのかしら?
- 子供のピアノに、親はどこまで関わればいい?
どこまで関わればいいか、迷いますよね。。
結論言いますと、つきっきりは不要。口出しも不要。そんなに関わらなくてOKです。まぁこれは私だけの意見になってしまいますが、私の親は完全放置型でした。
もちろん心配になってガミガミ言われたこともありましたが、そんな時は一切練習せず、放置されてから、自発的に練習してました。
つきっきりじゃなく、背中を押してあげるくらいのサポートで良いですよ。
【親がつきっきりだとどうなる?】自発的に練習しない子になる
個人的ですが、親のつきっきりは反対です。反対と言うか不要。理由はお母さん、あなたの負担が増えるからです。
私がもし子供のころ、親がつきっきりだったらこう思ってます。
- プレッシャーになって練習できない
- 練習したいモードじゃないのに練習させられて不快
- お母さんあまりピアノのこと知らないじゃん
いや〜生意気。でも事実です。笑
練習しないから、一緒について練習させる作戦かも知れませんが、それクセ付いたら面倒じゃないですか?
自発的に練習しなかったら、お母さんの負担が増えてしまいます。お母さんが一緒じゃないと、練習しない子になってしまいますよ。
幼稚園ならまだ良いが、小学生は不要
幼稚園からピアノを習わせるなら、最初くらいは、つきっきりでも良いでしょう。まだ小さいですしね。ただ小学生は・・・いらないんじゃないでしょうか?
私は小学1年からピアノを始めましたが、親がつきっきりで練習したことは一度もありません。では1人でみっちり練習をしていたのか?いいえ、15〜30分くらいしかやってなかったと思います。
将来音大に入る、ピアニストになるなら話は別ですが、あくまで習い事、趣味として習わせているなら、練習くらい自発的にやらせてあげましょう。
「練習はしないの?」とそっと背中を押してあげるくらいの距離感で良いですよ。
練習したら褒めてあげよう
15分でも練習したら褒めてあげましょう。自発的にピアノに向かったのです。それだけでも十分偉いので、褒めてあげてください。
私の場合は厳しくて怖い先生だったので、怒られないようによく練習していました。たまにですがお母さんは「練習したんだ。これで先生に怒られないね。」と一応褒めていたそうです。私はあまり記憶がないですが。笑
苦手なところをやらなかったとしても指摘はしないでください。まず練習したことを褒めるべきです。
過保護にならず、ほどほどに付き合っていきましょう。
【ピアノは1人で練習するもの】親がつきっきりではなく習慣が大事
お子さんがピアノをする姿勢は親が作るのではなく、歯磨きと同じように習慣づけることです。
- 学校から帰ってきたらピアノ
- ご飯を食べた後、ピアノ
- 宿題が終わったらピアノ
上記の通り、家に帰ったら必ずピアノに触る習慣が理想ですね。
お子さんが聴いてほしそうな時は付き合ってあげる
苦手な部分は黙々と練習しますが、得意な部分は聴いてほしいと思っています。ずっと1人で練習してるのもつまらないですしね。
「お母さん、ちょっと聴いてーー!こんなに弾けるようになったよー♪」
上記のようなセリフを言ってきたら付き合ってあげましょう。
一生懸命練習してきたところを誰かに聴いてほしいもの。要するに自慢です(笑)聴いてあげることで、さらに自発的に練習するようになります。
いつもは15分しか練習しないのに、30分延長して頑張るかも知れませんよ。
聴いてもらう人がいるからこそ、ピアノって楽しいんですよね。
けなすより褒める
お子さんは、頑張っているところを一番認めてほしいのは、あなた=お母さんです。
- 譜面が読めたら褒める
- 黙々と練習していたら褒める
- 1曲フルで弾けたら褒める
人は誰でも褒められたら嬉しいもの。つきっきりよりも嬉しいですよ。
実は私はあまり親から褒められたことがありません。褒められたのは発表会に出たときくらい。「いつも練習してたからね。よく頑張ったね」と言われて素直に嬉しかったのを覚えています。本音では練習中から褒めてほしかったですけどね。笑
私の性格もありますが、褒めて伸ばす方が絶対効果的。ピアノが上達する要因の1つとして、お母さんからの「褒め言葉」は重要ですよ。
親がつきっきり・・・ではなく、見守って支えてあげること
親の良い役割、悪い役割があります。
良い役割- ちょっとだけ関わる
- たまに付き合う
- できたら褒める
ピアノは1〜2年で上手くなリません。自転車のようにサクッとクリアして終わりではありません。
一通りできるようになったら、聴いてあげましょう。ちょっとミスってもそこはスルー。本人もミスったことはわかっています。あとで修正しようともう決めています。でも褒めてあげてください!!
譜面を理解して、毎日練習して頑張ったのです。お子さんが楽しんでピアノをやっていたら、良い状態ですよ。
悪い役割- 監視する
- できないところを責めない
- 友達と比較しない
練習をしたかチェックしたり、間違えたところを責められると、弾いている側は楽しくありません。ピアノの先生のような指導をやめましょう。
あと友達と比較されると最悪。上達スピードは人によって違います。別に遅くたって良いじゃないですか。お子さんを見栄の道具にしないでください。
比較すべきは過去の自分。スタート時と比べたらかなり成長しています。ピアノを両手で弾けるだけでも、かなり進歩していますよ!
ピアノをやったことない人は、左右の指の異なる動き、楽譜見ずに弾く姿って普通にすごいと思うくらい驚くみたいです。経験者から言わせると、普通のことなんですけどね。笑
ピアノは弾いて楽しむもの。楽しさがないと続けていけません。急かさず、そっと見守って支えてあげてください(▰˘◡˘▰)
ピアノが上手くなったらモテます♪